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茂原市議会議事録です。飯尾さとるの発言が記録されています。いつも欠かさず一般質問!!
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2013年 11月 24日
今日の朝のNHKニュースでも中国が尖閣を中心に領空を拡大する動きを伝えていましたが、こんなことこそ「外交力」の出番で、実力行使をすぐ考える小野寺君ではちょっとまずいなあ。共産党は紛争があってもそれを戦争にしない、というTAC(東南アジア友好協力条約)の精神を北東アジアに広げる構想を提案している通り、あくまでも話し合いを求める立場です。TAC本部(ジャカルタ)では年間1000回の会議をやっているそうで。こういうところにもその「話し合い」の精神が生きています。 それに今のアメリカの変化も参考にしないとね。かつてのアメリカならシリアなんかとっくに攻め込んでいたはずですが、情勢を見て外交力での解決を図る方向性を示しました。そういう変化をみないで、中国や北朝鮮を仮想敵国視する安倍政権態度、また未だに靖国史観にしがみつく姿勢にも実はアメリカも困っているわけで、こういうことも国際的孤立を深める大きな要因となっています。 ただ、最近中国の動きも心配ですね。下に示すように中国やキューバ、ベトナムも社会主義を目指す国=社会主義国には至っていない国のなかで起こることを全て肯定する姿勢は戒められなければなりません。志位委員長は大国主義や覇権主義に陥ればソ連のような誤りを犯すことになることにも言及しています。 社会主義を目指す国についての見方は下記を参考願います。↓ 飯尾さとるメールアドレス:satoru_fishlv@yahoo.co.jp 個人フェイスブック https://www.facebook.com/satoru.iio.5 にほんブログ村 ↑↓にほんブログ村ランキングに参加しています。覗いてみて下さい! にほんブログ村 ◎“社会主義をめざす国ぐに”をどうみるか 日本共産党がめざす未来社会にかかわって、「中国と同じ社会をめざすのか」という疑問が、よく寄せられる。中国やベトナム、キューバの現状をどうみたらいいのか、日本における未来社会の展望をどうとらえるか。これは大きな問題である。 中国やベトナム、キューバの現在と今後をどう見るかという点では、つぎの二つの角度が大切である。 ①“社会主義に到達した国ぐに”ではない 第一の角度は、これらの国ぐには、“社会主義に到達した国ぐに”ではなく、“社会主義をめざす国ぐに”――「社会主義をめざす新しい探究が開始」(綱領)された国ぐにだということである。 たとえば、中国は、経済規模では日本を抜いて、世界第2位の経済大国になり、世界経済のなかでの比重を年を追うごとに高めている。同時に、国民1人あたりの国内総生産で測ると、なお発達した資本主義国の8分の1という水準にとどまっていることも事実である。そのことは中国政府自身が、中国の現状を「大量の貧困人口を抱える発展途上国」と規定していることにも示されている。 こうして中国の場合、社会主義という以前に、社会主義の経済的土台である発達した経済そのものを建設することに迫られているのが現状である。そして、そうした経済的土台をつくる過程で、中国では市場経済を導入している。この道が合理性をもっていることは、「改革・開放」以来の中国の経済的発展が証明しているが、同時に、この道を選択すれば、国内外の資本主義が流入してくるし、そこから汚職・腐敗、社会的格差、環境破壊など、さまざまな社会問題も広がってくる。 中国の将来を展望する場合に、この国が、今後もかなり長期にわたって、貧困とのたたかい、所得格差を縮小するたたかい、発展のなかで環境を保全していくたたかい、政治体制と民主主義の問題など、さまざまな問題と格闘を続けていかなくてはならない――そういう国として見ていく必要がある。 そこには模索もあれば、失敗や試行錯誤もありうるだろう。覇権主義や大国主義が再現される危険もありうるだろう。そうした大きな誤りを犯すなら、社会主義への道から決定的に踏み外す危険すらあるだろう。私たちは、“社会主義をめざす国ぐに”が、旧ソ連のような致命的な誤りを、絶対に再現させないことを願っている。 わが党は、これらの国ぐにが抱えている「政治上・経済上の未解決の問題」について、内政不干渉という原則を守りながら、いうべきことは率直に伝えてきた。中国共産党指導部に対しても、中国の政治体制の将来という問題、「反日デモ問題」や「チベット問題」、尖閣諸島問題などについて、節々で率直にわが党の見解を直接に伝えてきた。 ②いやおうなしに資本主義国との対比が試される 第二の角度は、“社会主義をめざす国ぐに”が、社会の発展段階ではなお途上国に属しながらも、世界の政治と経済に占める比重は、年々大きくなるもとで、いやおうなしに資本主義国との対比が試されるようになっているということである。 「人民が主人公」という精神が現実の社会生活、政治生活にどれだけ生きているか。 経済政策の上で人民の生活の向上がどれだけ優先的な課題になっているか。 人権と自由の拡大にむけて、自身が認めた国際規範にそくした努力がなされているか。 国際活動で覇権主義を許さない世界秩序の確立にどれだけ真剣に取り組んでいるか。 核兵器廃絶、地球温暖化などの人類的課題の解決にどれだけ積極的役割を果たしているか。 覇権主義という点でいえば、レーニンが、勝利したソビエト・ロシアが周辺諸国との関係で大国主義的な態度に陥ることを、どんなにきびしく戒めたかも、想起されなければならない重要な問題である。 私たちは、これらの問題について、中国やベトナム、キューバが、資本主義国との対比において、「社会主義をめざす新しい探究が開始」された国ならではの先駆性を発揮することを、心から願うものである。
by satoru_fishlv
| 2013-11-24 09:53
| 国政・政治情勢
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