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茂原市に関すること
茂原市議会議事録です。飯尾さとるの発言が記録されています。いつも欠かさず一般質問!!
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2012年 10月 05日
茂原市の人口減少が止まりません。大企業の横暴による身勝手な従業員の雇い止め(つまり首切り)や撤退、身売りでの労働条件の悪化、無理な勤務先配転などによる不安定雇用の創出、また、市の政策として困窮する市民を根本的に支援する仕組みが付近市町村に比べて非常にお粗末なことがその主な原因です。
下記の私の議会質問を見ていただきたいのですが、私が指摘するまで人口問題が真剣に議論されてこなかったわけです。このことにようやく気がついたのでしょう。昨日の「毎日」に「人口減少問題・茂原市が対策会議」していきさつが報じられました。 「企業城下町ともいわれる茂原市は、大手企業の相次ぐ撤退などが影響し、人口減少が深刻な状況にある。市は『県全体を含め、人口減少傾向は予想以上のスピードで進んでいる』と分析」(「毎日」)。 「1日開かれた対策会議には、各部主管課長による幹事会と30~40代の若手職員を中心としたプロジェクトチームを設置。課題解決に向けた施策を検討するとともに、他の自治体の先進事例の研究なども行う」(「毎日」)としています。 原因は先に述べたとおり。対策は「共産党の言うことを聞きなさい」といいたい。大企業誘致一辺倒、開発優先という財界政治、土建国家の下請け政治に決別してこそ、地域循環型経済構築へ向けての真剣な政策検討ができる、というもの。 ※ご参考までに6月議会一般質問での私と市長とのやり取りを紹介します。※ <これまで人口問題に関する分析は成されてこなかった、という無責任な市長答弁です(下記赤字部分)。大きな自治体ほど住民から行政が遠ざかり、民意が反映されない、ということが浮き彫りになりました。これでは人が逃げ出すし、よそからも来ない!> 飯尾:茂原市では、補助金を使って誘致した大企業の身勝手な撤退で千人規模の雇用破壊が行われ、地域経済に対する大きな打撃となりました。これに対する市長はじめ当局の反省は聞かれません。 昨年と今年の4月1日現在の市の人口は93,139人から92,129人となりました。1,010人、1.1%の減少率です。1%以上の人口減少率は阪神大震災の時の兵庫県の場合に匹敵し、異常な数値だという専門家の意見もあります。月単位で見ても昨年度内は減少しなかった月はありません。 そして直近の5月、6月も連続して減少しています。この現象をどう見るのか。原因はどこにあり、なぜこうなったのか。これらについて近隣自治体、類似団体と比較しての分析は行われていますか。 田中市長:ご質問の通り、本市における人口は減少しております。事由の内訳を見ますと、平成23年度の出生、死亡による、つまり自然減はほぼ横ばいですが、転入・転出による社会減によります平成22年度と比較しての減は、約500人多くなっております。 市といたしましては詳細な分析は行っておりませんが、この原因としては、昨年の東日本大震災によります原発停止による電力供給状況の悪化に伴う企業内での配置転換や、円高、法人税の高さ等、輸出型市内企業の工場閉鎖に伴う配置転換による転出者の増加などが考えられると思っております。 飯尾:人口減少については自然減をはじめさまざまな原因があると思います。茂原市の場合、近隣町村と比べての減少率でも著しいものがあります。何らかの原因で住み続けられない理由があるのではないか。住みづらいと住民が思わざるを得ないものがあるのではないか。 「住んで良かった茂原」と住民が思えるような子育てや高齢者支援、教育環境、道路や排水などの身近な環境整備、市の出先機関の設備の充実など、なにか近隣町村と比べて優れたものがあるかどうか伺います。 田中市長:議員も御承知のとおり、天然ガスは出ておりますし、他のところと比べますと一段安くなっておりますので、そういったメリット、あるいは温暖で雪が降らないということで、東北のほうの方たちは、茂原に住みつくともう離れたくないと、こんなような話もしておりますので、ほかの町村と比べてどうなのか、その辺は全く、強いて言うならば、医療費の問題等、広域で今やっておりますけれども、ちょっと気になるのは、相談なくして勝手に町村は切り下げしたりなんかしてきております。 こういったことは、それは本当に私個人的に言わせていただければ、由々しき問題であるかなと思っております。また、広域の中では、そういった問題を今後とも、管理者会議をまた月に1回やろうじゃないかと、向こうから申し入れがありますので、けんけんがくがくさせていただこうかなと思っております。圧倒的に不利です。勝手に向こうは医療費を下げ、こっちは下げられないのかと言われたって、圧倒的に人数が多いわけですからね、議員御存じのとおり。 人数割からいったら全く対応できない、今の財政状況をかんがみれば、おわかりになると思うんです。そういったことを平然と、何の相談もなく勝手にやってくる、今こういった状況が一方においてあるというのも事実でございます。 したがいまして、そういった意味での比較をさせていただければ、確かにあるのかなという感じはしております。ただ、悔しいかな、今の状況ではできないということでございます。 飯尾:住みやすい茂原が疑問視されるということで問題提起させていただきました。天然ガスが出て非常にいいところだと、これは私も認識しておりますが、こういう自然の話もあるんですが、これを活用していくということですが、政策上の問題なんですけれども、広域市町村圏組合での話ですけれども、小さい自治体ほど勝手なことをするということでした。 まさにこれこそが矛盾の最たるもので、大きな自治体になると、住民からいかに行政が遠ざかっていくかということの典型だと思いますけれども、住民に近い立場にある(小規模自治体の)行政の方が敏感に民意をとらえて反応する、こういうことだと思います。これが茂原と大きく違うところだと思っております。 にほんブログ村 ↑ ブログ村ランキングに参加してます!覗いてみてください!!
by satoru_fishlv
| 2012-10-05 09:06
| 地方自治
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