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2016年 06月 27日
21世紀の水産を考える会の総会に参加しました。岩手県沿岸の「浜の一揆訴訟」を支援してたたかう弁護士・澤藤統一郎先生による「浜の一揆訴訟が問うているもの」と題する記念講演がありました。
三陸沿岸の漁民は、予てから沿岸で秋サケの採捕を禁じられていることの不合理を不満とし、これまで岩手県水産行政に請願や陳情を重ねてきたが、なんの進展もみませんでした。とりわけ、3・11の被災後はこの不合理を耐えがたいものと感じることとなり、2015年11月5日、100人の漁民が岩手県(知事)を被告として、盛岡地裁に行政訴訟を提起しました(澤藤先生のメモより)。これがその発端と概要です。 自身の生活と後継者育成のためがんばる零細漁民から「個人の漁の権利を漁協が取り上げ、漁協存続のためのサケ漁独占となっているのが現状である」とし「漁協栄えて漁民亡ぶの本末転倒の図」が問題の構図、というのが先生の分析です。 なぜ岩手県は零細漁民の秋サケ採捕を認めないのか。これには地域を支配する漁協が独占的に行う定置網漁への影響を第一に考え、それを公益にすり替えているのが見て取れます。 「漁民にサケを獲らせては、貴重なサケ資源が私益にむさぼられることになるのみ。サケは公が管理してこそ、領民全体が潤うことになる。公が管理することとなればサケ漁獲の利益が直接に漁民に配分されることにはならないが、公=漁協が潤うことはやがて下々にトリクルダウンするのだ」という理屈です。 やはりこれは行政がワルいよ。漁業はいろんな形態があって利害の対立が激しいため、行政が管理するのも大変なのは想像がつくのですが、実はこれが面倒くさいので県行政が漁連~漁協に管理を丸投げしているのがそもそもの要因ではないかと私は思います。まして、この訴訟の起こっている地域では漁協の地域支配が非民主的な形で根強く残っている地域といいます(簡単に言えば「ボスには逆らえない」状況が存在)。 漁協とはだれのものか。零細な家族漁業をまもるたたかいが続きます。この浜の一揆訴訟の詳細については澤藤統一郎先生のブログ「澤藤統一郎の憲法日記」http://article9.jp/wordpress/?p=7079で確認できます。ぜひご覧ください。 講演する藤澤弁護士 飯尾さとるメールアドレス:satoru_fishlv@yahoo.co.jp 個人フェイスブック https://www.facebook.com/satoru.iio.5#!/satoru.iio.5 にほんブログ村 ↑↓にほんブログ村ランキングに参加しています。覗いてみて下さい! にほんブログ村
by satoru_fishlv
| 2016-06-27 10:54
| 食糧・農林漁業
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