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2016年 05月 27日
事実を示しての告発ブログhttp://sfishlv.exblog.jp/25816226/に対して「事実と異なる」とまるで「カラスをサギと言いくるめ」るアベ晋三君のような論調で抗議(とも呼べない)FAXが送りつけられ、挙句の果てにブログの削除を求められました。
当然、こんな道理のない要求など飲めたものではありません。 画面をご覧の皆さんにはどちらに理があるか案外簡単に判断がつくのでは。問題にしていないことに反論し、論点ずらしが顕著です。ここまでくると義務教育の国語力の問題かも・・・。国策企業が大本の名だたる大企業がこの程度で、ホントにだいじょうぶなんだろうか・・・。 以下、皆さんへの公平な情報提供の意味も込めてJDI社からいただいたFAXとその内容、私の反論など載せてみました。 <JDIからのFAX> 貴ブログに関するご連絡の件 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 貴殿のブログに記載された内容についてはいくつかの点において事実誤認が御座います。お伺いしてご説明させていただきたいと思いましたが、お時間が取れないということでしたので、文書にて概略ご説明させていただきます。 貴ブログの中には、当社が「危険な物質を排出し続けており、そのことを指摘されても『関係機関から指導・処分がないから適法だ』と居直っている」「公害撒き散らし」といった記事がありますが、いずれも事実と異なります。 また、「酢酸2-メトキシエチルは環境中に放出してはならない」とありますが、この点も事実と異なります。 確かに、当社は事業活動において、「酢酸2-メトキシエチル」という化学物質を使用しております。 しかしながら、当該物質は使用禁止物質ではなく、法律に定めるところにより適法に届け出をすれば、使用することが認められております。 当社も適法に届け出を行い、茂原市や千葉県とも相談の上、当該物質を使用しております。これに加え、当社は環境への負荷を低減する活動を全社で計画的に行っており、茂原工場においても「酢酸2-メトキシエチル」の排出量をより一層減少させる装置への切り替え等の取り組みも実施しております。 当社では、当社の事業運営に関する市民の方からのお問い合わせには都度真摯にご対応させていただいております。 今回、当社に事実を確認いただくことなく、客観的事実と異なる記載をブログにて公に発信されたことにつきまして、大変遺憾であり、貴殿のブログを読んだ方が、当社が違法物質を扱っていると誤認する恐れがあることについて強い懸念を持っております。 貴殿におかれましては、ぜひご理解を賜り、事実と異なる記載の削除をお願いいたしたく存じます。 つきましては、資料をお持ちして、担当のものより具体的にご説明させていただきたく思いますので、お時間を頂戴できればと思います。 <JDIに対する私の反論と質問> ご多忙中のご指摘深謝いたします。 早速ですが、5月25日に送付いただきましたFAXに対しまして、結論から申し上げますと、私が「具体的な書類・データにより事実を示した」にも関わらず「指摘が事実と異なる」ということですから、到底ご要望は受け入れ難く、その理由を述べるとともに、そもそもどちらが「事実と異なる」のか再度よくご検討いただくことをお願い致します。またこちらからの疑問にもお答えいただければ幸甚です。 貴社の瑕疵について詳述すれば、厖大な紙面を要すことが予想されますので、今回はそのごく一部を述べます。また、この問題は貴社による現状変更の具体化が達成されるまで相当の時間を要するものとも(5月21日現在、告発者に対しても何等納得ゆく説明がなされていないこともあり)推測されますのでひきつづき時間の許す範囲でご連絡させていただきます。 貴社ご指摘の「貴ブログの中には、当社が『危険な物質を排出し続けており、そのことを指摘されても関係機関から指導・処分がないから適法だ』と居直っている『公害撒き散らし』といった記事がありますが、いずれも事実と異なります。」・・・とありますが国際化学物質安全性カード記載の「この物質を環境中に放出してはならない」との記述、環境省PRTRインフォメーション広場で14年の当該物質の排出量2,000kgの実績が確認されています。これについての具体的な反論がありません。なぜですか。 2015年11月12日の告発者との会合では「行政の指導や処分がないから適法だ」と○○氏は居直っていたということですが、当時、なぜそのような認識に至ったのかご説明ください。 塩素ガスの暴露限界又は許容濃度が0.5ppmで酢酸2-メトキシエチル0.1ppmであり、人類最初の化学兵器とされる毒ガスの塩素ガスより有毒性が5倍も厳しい物質をJ1工場屋上から、毎日10kg大気中に高い煙突を設けずに排出・射出していることは、「公害撒き散らし」と表現しても正確で間違いではないはずです。「公害撒き散らし」との表現がなぜ事実と異なるのかお答えください。 貴社ご指摘の「『酢酸2-メトキシエチルは環境中に放出してはならない』とありますが、この点も事実と異なります。確かに、当社は事業活動において、『酢酸2-メトキシエチル』という化学物質を使用しております。しかしながら、当該物質は使用禁止物質ではなく、法律に定めるところにより適法に届け出をすれば、使用することが認められております。」・・・との文言については上記の国際化学物質安全性カードの記載内容(環境中に放出してはならない)がはっきりと示す通り、全く道理がなく、更に私は当該物質が使用禁止であるかどうかはこちらでは問題にしているわけでもありません。 原典まで出し、国際化学物質安全性カードに環境中放出不可との文言が実際書いているのに、事実と異なるとの間違った認識を貴社が私に押し付ける理由を明確にお答えください。 「酢酸2-メトキシエチルは環境中に放出してはならない」ものとは薬品購入先の東京純薬工業が貴社に渡したSDSないしはMSDS(化学物質等安全性データシート)にも明記され、厚生労働省の研究機関が発行した国際化学物質安全性カードにも同じ文言が記載されていると聞きます。「酢酸2-メトキシエチルは環境中に放出してはならない」ものとの文言は事実なのに、なぜ事実と異なると間違った認識を押し付けるのか、その目的の説明を求めます。 環境中放出不可と使用禁止は別の概念で、2つの別の概念を同一視すると論旨を構成しないのは明白で、貴社の発言内容は意味が不明です。一体、誰がこのような論旨を構成しない意味不明な話に摩り替え、酢酸2-メトキシエチル長期大量排出事件を煙に巻くことを考案したのか、お答えください。 今回は以上につきましてお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まったくこまったもんです。議会が始まるっていうのに迷惑な話ですね。 飯尾さとるメールアドレス:satoru_fishlv@yahoo.co.jp 個人フェイスブック https://www.facebook.com/satoru.iio.5#!/satoru.iio.5 にほんブログ村 ↑↓にほんブログ村ランキングに参加しています。覗いてみて下さい! にほんブログ村
by satoru_fishlv
| 2016-05-27 14:56
| 自然・環境整備
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