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茂原市に関すること
茂原市議会議事録です。飯尾さとるの発言が記録されています。いつも欠かさず一般質問!!
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2015年 06月 01日
6月議会の一般質問でアタマがいっぱいなのですが、珍しく党関連以外の学習会(従って政務活動費の範囲内)へ行ってきました。
今回は自治体問題研究所主催「人口減少時代の地域の再生と『地方創生』の課題」:副題として“自治体消滅論「地方創生」施策の検証と対抗軸”というものでした。 講義される京都大学・岡田智弘先生(上)と立命館大学・平岡和久先生(下) みなさん、安倍内閣の暴走は黙っていたらエライことになります。消費税増税、社会保障の改悪、戦争立法、原発再稼働、TPP推進、沖縄米軍基地建設・・・。そして地方創生に名を借りた国の新自由主義的再編・・・。 国は年末に地方創生総合戦略を策定、今年度中に市町村による①人口ビジョン②地方版総合戦略を策定する、というスケジュールを決めています。短期間で重大な計画を策定させることはもとより、そこには政府の数値目標に対応した業績評価目標に従わせるための予算配分、政府の政策にカネで従わせるような政策誘導などが露骨に示されています。 この大本には地方創生本部が煽る「自治体消滅論」が大きな役割を果たしています。 安倍内閣のいう「地方創生」は、人口減少への危機感をあおり、社会保障費と地方交付税の削減は仕方がない、足りない分は民間投資の活用と住民の「自助・互助」で賄えというもの。「平成の大合併」が自治体周辺部での大幅な人口減少をもたらしたわけで「人口のダム機能(極端な人口の東京への集中を途中で食い止める)」論にもとづく地方中枢拠点都市圏構想は、さらなる人口減少をもたらすという過ちを繰り返すだけのようです。 「大合併」が失敗したからと言ってあたらしい「地方中枢拠点都市」を中心にした「連係中枢都市圏」などといってみても随所で失敗している「コンパクトシティ」のように新しい「地方集権」が生まれるだけ、平岡先生のお言葉を借りれば「農村たたみ」でしかありません。 またまた上からの「改革」のゴリ押しです。人間の再生産は地方から。「地域があってはじめて国や世界がありその逆ではない」との岡田先生の主張は地方人の私には素直に胸に落ちる言葉です。 今後、国のこのような策動にどう地方から反撃して行くのか。もともと地方を疲弊させたのは第1次産業をないがしろにしてきた歴代自民党政治、また人口減少を招いたのは非正規雇用と低賃金労働を蔓延させた同じく歴代自民党政治です。そして現在に至るもTPPの推進、今国会への「残業代ゼロ法案」「生涯ハケン法案」の提出でのますますの農村たたみと労働者の貧困化政策。コレで「ウマく行かないのはアンタたちの努力が足りないからよ~ん」「だからおカネもやらないよ~ん」などと、地方の所為にされたらたまりません。 まずはこれらを撃退しないといけません。いざ、友よ!! 飯尾さとるメールアドレス:satoru_fishlv@yahoo.co.jp 個人フェイスブック https://www.facebook.com/satoru.iio.5#!/satoru.iio.5 にほんブログ村 ↑↓にほんブログ村ランキングに参加しています。覗いてみて下さい! にほんブログ村
by satoru_fishlv
| 2015-06-01 11:45
| 地方自治
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