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2012年 06月 05日
先日、縫製業を営む方から「共産党は最低賃金の引き上げって言ってるけど、実際上げたら小さな業者はつぶれてしまう。お前らは理想を言ってるだけで現実が分かっていない。俺も従業員を減らした」と言われました。
まさにこの方の言うことの中に今の新自由主義経済の矛盾の縮図が見えます。たしかに、今の経済の仕組みが変わらないなら、中小業者やコンビニ経営者が従業員やアルバイトの賃上げをしたらあっという間につぶれてしまいます。そんなの分かり切ってます。だから、「食えない取引価格の押し付け、コンビニ本部の不当なフランチャイズ締め付け」がまかり通るような現実を変えないとダメだって言ってるんです。それには、法整備とその厳格な運用です。今の政府の政治姿勢をチョット変えればそう難しいことではないと思うのです。 日本共産党は「中小企業・業者の皆さんが元気に、雇用は正社員が当たり前の社会に」との政策理念で住民の皆さんと対話を進めています。中小業者の皆さんが「食えない」のはいわゆる下請け2法が上手く運用されておらず、消費税分負けろ、というような取引先の不当な値切りや決済の引き延ばしなど、いわゆる下請けいじめが横行しているからです。 また、この方が言いましたが「文句言ったら取引停止だ」というのも、法が上手く運用されていないからです。こういう現実を「わかってるのか」という苦言でしょうが、これを放置したままでよいのか、というのが私たちの主張なのです。いまの現実が変わらない、財界・大企業本位の経済を肯定したままの見方からは絶対に中小企業・業者の皆さんが「食える」仕組みづくりは見えてきません。まあ、今の財界使い走りの民主党には無理ですが。 このような業者の皆さんが「現実は変えられるんだ、変えなければ」と立ち上がればホントに世の中変わると思います。まずは「消費税増税反対の声を大きく」!! 日本共産党のしんぶん「赤旗」のお勧めです。 大手他紙が報道しない真実を分かり易くお伝えします。 日本共産党千葉県東部地区委員会 TEL0475-23-3331 FAX0475-24-1356
by satoru_fishlv
| 2012-06-05 09:50
| 産業・労働問題
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