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2011年 06月 14日
市町村貸し出し用に千葉県が予算計上!
福島第一原発事故の放射性物質を測定するために、千葉県は携帯型放射線量測定器35台の購入費を含む補正予算案を、15日開会の県議会に提案します。測定器は1台約60万円で、7~8月にかけて順次購入し、県内10か所の地域振興事務所を通じて希望する市町村に貸し出す予定です。このほか、海水の放射能濃度の測定予算も計上。日本共産党千葉県議団は5月の臨時議会で、全自治体への測定器の配給を求めていました。これは以前ご紹介しましたが、加藤英雄県議の提案が実ったものです。 それにしても肝心の大本、今回の原発事故の収束が第一です。ドイツ、イタリア、スイスなど原発廃絶に向けて大きく舵を切ったのですが、自然エネルギーへの転換と同時進行で日本も工程表作成に着手すべきです。原発ゼロで大丈夫か?との声もありますが、「国内にある原発を即時廃棄したとして、電力需要を3割削減すれば足ります。09年度の発電電力量9254億KWHを3割カットした量は、1984年の発電量に匹敵します。省電力社会への転換や、風力、太陽光、バイオマス、地熱、水力などの再生可能エネルギーの普及でまかなうことは十分可能です」と、大島堅一立命大教授はいいます。 今から27年前の電力使用に戻し、自然エネルギーへの転換で大丈夫、それに向けて努力する・・・それで原発がなくなるとすればロマンのある話だと思うのですが。
by satoru_fishlv
| 2011-06-14 14:49
| 自然・環境整備
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